カヤックを始めて2ヶ月、計6回漕いだ。
なかなかのハイペースではある。
この調子で今年はがんばるぞ。
そろそろ慣れてきたので自分のカヤックについて書いてみる。
Wavesport ETHOS 9
製品説明
ホワイトウォーターでのキャンプツーリングから、のんびり川下りやレイクツーリングまで、マルチなフィールドにストレス無く対応できるカヤックの登場です。クラス3をクリアできる性能を持つホワイトウォーターカヤックでありながら、スケグを出せば高い直進性も発揮します。余裕のボリュームを持つ船体のスターン部分には、ツーリングカヤックに匹敵する防水隔壁(バルクヘッド)を備え、スターンデッキ上には、小荷物を固定できるバンジーコードと、荷物の出し入れを容易にする大型の防水ハッチを装備。シートは、最新のCORE WhiteOut Systemを搭載し、パワフルからリラックスまで万全にサポート。ETHOS専用にカヤックを担ぐ際に肩をサポートするパッドも装備しています。
仕様
【カラー】チェリーボム(CHRYB)/ シトラス(CITRS)/ ホーネット(HORNT)/ アイス(ICE)/ ライム(LIME)/ レッド(RD)
●全長:291cm
●最大幅:65cm
●コックピットサイズ(縦×横):92cm×52cm
●総重量:24kg
●容量:303L
●適合体重:41~91kg
●材質:リニアポリエチレン
素人の我輩がレビューするのはどうかと思うが、敢えて書くと船自体にかなりボリュームがあり、安定性は高いと感じる。全長もある分、直進性は高いがやはり回転性が弱い(らしい)
スケグを出すとびっくりするほど直進性が高くなるのでツーリング時には重宝するかも。
あと、気密性の高いハッチがあるので荷物を結構詰める。完全防水ではないと書いてある通り一日の終わりにあけてみると少量の水が入っている。せいぜい200-300mlくらい?
このハッチのおかげで浮力体がいらないというメリットがある。
シートのフィッティングもなかなか良い。ただ、デフォルトだと外人サイズだけあり、かなり余裕があるので詰める必要はある。左右の幅だけはどうにもできないので自分で加工する必要あり。
欠点はまだよくわからない。
他の船を乗り比べれた時にまた追記することにしよう。
しいてあげるなら24キロという重量。
体力に自信のある我輩でもコイツをかついで河原へ昇り降りするのは一苦労だ。
あと、1シーズンでモンベルのラインナップからは消えてしまった。
売れなかったからだろうか・・・、悲しい話だ。
代わりにDaggerのKatanaというモデルが入っているが、こちらはなぜかオンラインショップではリクリエーショナルカヤックに分類されていたりする。
似たようなスペックなのだが、謎だ。
スクールに参加した際にモンベルのインストラクター各位も、初めてみると言われたこのマニアック艇だが、自分は少ないカヤック仲間の中で他に2人も乗っていたりする。
ぜひ3人でツーリングしてみたいものだ。
以下2015/3/10追記
少し経験を積んで、ロデオ艇を購入して比較することができるようになったので改めて評価すると・・・
吉野川大歩危クラスも問題なく下れるあたり、クラス3をクリアできるという点は間違いない。
ただ、ロデオ艇と比べるととにかく小回りが効かないので、コース取りは早め早めにとる必要がある。
同様に流れの早い場所などでのエディキャッチ等もロデオ艇より難しい。
そういった意味でハイレベルな瀬を漕ぐのは確実なコース取りができるようにならないとホールに捕まったり、張り付く可能性があり危険だと感じた。