まいど、うじです。
我輩がカヤックを始めたのが2年前の5月10日なので早くも2年が経過しようとしている。
漕いだ日数は今日までで76日と結構な日数。
日数だけはかなりのものであるが、そのわりには下手くそ。
というか76日も漕いでこの程度!?と言われそうなレベルである。
というわけでこの散々な結果の要因を我輩なりに考えてみた。
①そもそも運動神経が鈍い
人並み外れて口の悪い母親に「アンタみたいな運動神経の鈍い人間がカヌーなんてやって大丈夫なの!?」と言われるほど学生時代から運動オンチだった我輩だが、更にアラフォーになってからカヤックを始めたのも追い打ちをかける。
スクールにも通ったしいろんな人に教えてもらったが言われてもなかなかその通りにできない。人が2-3回やって覚えるものをその10倍はかかる自分のセンスのなさに何度も嫌気がさすこともあった。
②初期の頃に基本をしっかり学んでいない
カヤックは基本動作がめちゃくちゃ大事だ。
それは最近ようやく理解したことだ。
フォワードストローク、リバースストローク、スイープストローク、ドロー&スカーリング、フェリーグライド、ストリームイン&アウト・・・いずれも基本動作としてスクールで教わるのだが適当に少し練習しただけで終わってしまい、気持ちは早くロールを覚えたいとかダウンリバーしたいという一心だった。
これらの基本動作を疎かにした結果、今の中途半端な我輩が出来上がってしまったというわけだ。
特に時間がたってしまうと変な癖がカラダについてしまうので修正がさらに難しい。
もしこれからカヤックを始めるという方がいたらとにかく基本動作をしっかり練習しておくことをお勧めしたい。
③カヤックのフィッティング&ストレッチ
始めてから半年くらい、我輩のカヤックのフィッティングはゆるゆるだった。
艇が傾けば片膝がサイブレイスから浮くのなんて当たり前。
そもそも、カヤックを下半身ではなく上半身で乗っていた。
だから少しでも艇がグラッとくるとすぐ沈していたし、リーンしても不安定。
お師匠様にカヤックは下半身で乗れと教えられようやく下半身のフィッティングが甘すぎることを知った(←遅い)
そして昨年度末にロックスターに乗り換えてから再び足が痺れてフィッティングに苦戦する日々が続いた。
それはこれまで乗ってきたETHOSでもMOBIUSでも味わってきた痺れ。
もしかしてこれはカヤックのフィッティングがあっていないのではなく、我輩のカラダが硬すぎるのが原因ではないだろうかと今更ながらに気づいた(←超遅い)
というわけで最近は下半身を中心に入念にストレッチをするようにしている。
④ カヤックのチョイスミス
ETHOS9→MOBIUS→14ROCKSTERとわずか2年で3艇(ビオビオⅡを入れると4艇)もカヤックを乗り換えている我輩。
あらためて考えるとETHOS9は大きすぎた。もちろん買った当初にここまでホワイトウォーター中心になると考えていなかったので仕方ないのだが、せめてマンバやディーゼルの純ダウンリバー艇を選択していればもう少し楽だったかもしれない。
2艇目のMOBIUSはETHOSと比べると極端に小さくなって乗りこなすまで相当な時間を要した(最終的に乗りこなしてはいないのだが)
これもFUSEやFUNクラスの艇を選択していたらダウンリバーも瀬遊びも楽しめて良かったかもと妄想している。
いずれにせよ我輩にセンスがないのが一番の原因なので本当はカヤックのせいにしてはいけない。
なぜなら隊長は初めてMOBIUSに乗ってもこのように自由自在に操りますから・・・。
以上、思いつくことを上げてみた。
まあ悔いても仕方がないので反省して今後に活かすしかない。
そんな我輩だが一つだけ取り柄がある。
メンタルだけはとにかく強い。
カヤックにおいてメンタルは重要である。
メンタルが強ければどんなに水が多くてもどんなに沈しても平気だ。
ロールも絶対に上がれる気がするからロールを4-5回失敗しても最後には上がるし沈脱もすることがない。
沈脱したのは去年の4/5に国境の瀬下(ベンヘルプ)の凶悪なホールに捕まった時が最後だ。
今年の2月に一度エディで沈脱しているがあれは事故なのでなかったことにしている。
このメンタルの強さを活かして今後も精進していくはず。