先週に引き続きスクール受講。
前回はほとんど何も学んでいない気もするが、教官が問題ないというのでSTEP2へ。
今回の先生はF教官。みるからにカヤックが上手そうに見える・・・。
会場は大歩危店を少し高知方面に向かった所にあるMOC岩原店。
大歩危店と比べるとレトロで、南国のような雰囲気が漂い趣のある建物だ。
今回の練習場。
とてものどかな流れだ。
しかし上流側をみると・・・。
・・・。
瀬がある。
通称「岩原の瀬」だ。
もちろんこの瀬を下る訳ではないのだが、みるだけで恐ろしい。
さて、今日のSTEP2だが、前回と同じように基礎動作の反復練習。
前回よりはほんの少し上達した気がしないでもないが、相変わらずくるくる回ってしまう。
難しい。
また今回はロールにもチャレンジした。
もちろん失敗。
でもバウレスキューを覚えたので、いちいち沈脱しなくても続けられるのは楽で良いな。
15時近くになり、そろそろ終わりかなと思ったら最後に軽く下るという。
さすがはF教官。
STEP2の人間にいきなり下らせるとはスパルタだ。
のどかな風景を下っていると意外とまっすぐ進む。
教官曰く、「静水で練習しているより下ったほうが以外とリラックスした気分で漕げてうまくいく」とのこと。
たしかにそんな気もする。
とても気分が良い。
ところがしばらくすると
ゴゴゴゴゴーっ
という地鳴りの音が・・・。
そこでF教官が「聞こえるかい?これが瀬の音だよ」
とニヤッとしながらそんなことを言う。
なんと、瀬があるではないか・・・。
冷や汗がどっと噴出す。
とにかく漕ぎまくれば大丈夫というが、初めて経験する瀬は死ぬほど恐ろしい。
これはジェットコースターみたいなもんだ。
必死に漕ぐが、そのうちバランスを崩して沈。
後は沈脱して瀬が終わるまでどんぶらこ~どんぶらこ~と流される。
流されきったところでF教官に
「こんな名前もないチャラ瀬で沈したおろかな奴は貴様が初めてだ! そんなんで小歩危を下るなんて100万年早いわ!」※と罵倒される。
ははーっ。
ドMは私はこのF教官軍曹の言葉に震え上がり、明日から血反吐を吐くくらい修行をすると誓ったのであった。
※実際にはこんな汚い言葉で罵られてはいないのだが、私の心にはこう聞こえた。