翌日の四万十川も昨日につづいて雨。
水位は10cm下がって180cm。
↑野君は力尽きてこれなかった。
昨日漕がなければよかったものを・・・。
ご冥福をお祈りします(※ただの風邪です)
今回は水量が多いので前々から検討していた轟の瀬を下ることに。
帰りはゆかちが交流センターで待機しているので所要時間をみて回送してもらう方式をとる。
もっとも我輩は交流センターまで漕ぐ気まんまんであったが。
轟の瀬を国道からスカウティング。
かなりの迫力がある。
これは近くで見たら相当だろう・・・。
道の駅四万十大正情報館を過ぎて少しの所から河原に降りたところが今日のスタート地点。
総勢8名でのダウンリバーだ。
スタートしてすぐに鉄橋が見えてくる。
この直後に本日のメインイベント、轟の瀬がある。
手前で上陸してスカウティング。
こ、これは・・・。
予想をはるかに越えて難易度が高そうである。
真ん中の落ち込みは2m程度だが、ちょうど中央の岩に当っており複雑だ。
落ち込みの後も流れは激しい。
全員でルートを20分近く悩むもチキンルートさえ安全とはいえず結論は全員パス。
こんなときBFCメンバーでもある総帥やMR師匠がいてくれれば・・・と悔やむ我輩。
やはりお願いしてきてもらうべきだった・・・。
特に総帥は最近行方不明なのが気になる。
次回もう少し水位が高くて真ん中の岩が完全に隠れているくらいでチャレンジしよう。
気を取り直してダウンリバー再開。
その後も四万十とは思えない激しい瀬がしばらく続く。
左岸の大岩に本流が正面から当たっている危険な箇所もあった。
ここは二人ほどポーテージ。
梼原川との合流地点。
ここから先はいつもの四万十川に戻る。
それでも平水時と比べるとそこそこの瀬が多くはなっているが。
浦越の沈下橋付近で休憩。
昨年の台風で崩壊した沈下橋に4月に下った時にはなかった鉄柱が2本取り付けられていた。
沈下橋を修復するのか、それとも強度を保つ為だろうか。
再び出発してしばらくすると二双の瀬。
4月に下った時より水量があり、ウェーブもかなり大きくなっている。
ここはスカウティングで・・・と思いきやO波隊長が特攻していき、その後に山O氏やO村氏が続く。
仕方がないのでそのまま突っ込むが、山O氏が右岸にコース変更、O村氏も続いて右岸へコース変更。
これはなにかあるなとおもいきやO波隊長が思いっきりホールに捕まってました。
2回目の沈で吐き出されたようですが、その後に続くビックウェーブでロールが上がらず沈脱。
我輩はホールを少しの差でかわして本流をそのまま下りましたが、ウェーブの高さは大歩危を含め今年一番だった。
ここは増水してると面白いかも。
その後は特に難所もなく、回送組の3名が三島の第二沈下橋のところで上がり、ゆかちの運転で先にクルマをとりにいってもらい、残りのメンバーでのんびりいつもの三島-交流センター間を下る。
11時20分に轟を出発し、交流センター到着が3時50分。
22キロ、4時間半のロングツーリングとなった。
轟の瀬でスカウティングとポーテージに40分近くかかったが、それでも4時間近く漕ぎ続けて皆さんお疲れの様子。
我輩の我儘につきあってもらい深く感謝いたします。
それにしても増水時の轟の瀬は想像していたよりはるかに凄まじく、通常夏水位の大歩危以上の難所となっていた。
また二双の瀬もビックウェーブの連続で大迫力。
増水時とはいえ、四万十川にもこれだけの瀬があることに少し嬉しくなった。
これ以下の下流にある三島の瀬、大材の瀬、細々の瀬、小貝の瀬は増水していてもそれほどパワーは増えず、むしろ潰れ気味になってしまうので増水時は上流区間の方がずっと面白い。
またリベンジできる日を楽しみにしている。
※地図が非公開設定になっていましたので修正しました。